あなたと、わたし

ジャニーズと飛行機。たまに、文房具

愛とか恋とか

わたしが縁結び旅行に出ている間に、友人が結婚していた。
少しずつ、結婚の2文字がリアルになりつつある。
高校生くらいまでは、人並みに結婚願望だってあったし、それなりに恋愛したりもしてきた。でも、それも共学にいたから。

大学生になって初めて、女子校というものを経験したとき、異性がいないという空間に衝撃を受けたものだ。だって、今までやってもらっていたこと*1すら、自分でやらないといけない(本来ならそれが当たり前なのだが)。
大学生からバイトを始めて、ジャニヲタを拗らせ始めたわたしは、サークルなんぞには全く興味がなく、ひたすら大学とバイト先と家の往復を繰り返していた。恋愛に興味が無かった訳では決してないが、それよりも働いてお金を手に入れる方が遥かに楽しかった。遊んでくれる男友達だってそれなりにいた。
そして一番楽しい大学時代を、現場とバイトで過ごしたわたしは、そのまま社会人になった。ますます異性のいない職場に飛び込んだものだから、本当に女を捨てかけてしまった。

そんな中で飛び込んできた、友人の結婚。
地元の同級生が結婚しようと、親戚からプレッシャーをかけられようと、全く響かなかったわたしの心に、不安が襲った。

わたし、もしかして、一生お一人様…!?

何か僕の将来に対する唯ぼんやりとした不安である*2

ところが、ぼんやりとした不安を抱えたまま、今日も元気に新橋演舞場へ向かうのであった。

*1:例えば、重いものをもつ とか

*2:芥川龍之介より