Endless SHOCK ~1379~
念願のSHOCK観劇。もちろんM先輩*1と。
一応DVDは見ていたので、話の内容はわかっていた。 それから、ネットで『帝国劇場での観劇マナー』を勉強してから行った。
内容は毎年同じなので割愛するが、堂本光一という人は、赤の使い方が本当に巧い。舞台映えする色、赤。ここぞ、という場面で効果的に使われる。1幕最大の見せ場である階段落ち、その前には流血シーンがあるし、コウイチ*2が幻想となって現れるシーンも、ジャケットは赤だった。暗い劇場内で赤は本当に目立つということを学んだ。
しかし、わたしが言いたいのは内容のことではない。観劇のマナーの良さだ。
ロビーには物販コーナーはもちろん、軽食を提供してくれるお店が出店してあるのだが、時間が微妙*3だったこともあって、割とにぎわっていた。しかし、テキトーなところに座ってみたり、階段をベンチ代わりにしたりしている人は皆無であった。その時点でマナーの良さに驚くわたし*4。劇場内に入ってさらに驚くことになるのだが、このときはまだ知らなかった。
ハイボールを飲みたい気持ちを抑え(トイレが心配なので諦めた)、650円のヒレカツサンドをいただいてから席へ。盛り髪、お団子、帽子は皆無。ジーパンやクロックスなんてもってのほか。みなさんきちんとした服装でいらっしゃっていた。これがいわゆるドレスコードというものか。
劇中、コウイチが5扉から現れる演出がある。誰も触らない。キャーとも言わない。ただ黙って見ている。階段落ちも黙って見ている。メンタル強いんだな。もちろん劇中のおしゃべりなどありえない。静かに見られる。叫び厨がいないと、ストレスなく見られる。ありがたい。
数々のカルチャーショックを抱えながらも、初めてのSHOCKはあっという間に終わった。M先輩からお誘いをいただいたときに、「光一くんの舞台に行けるんですね!」と言ったわたしは、「違う!ミュージカル!!」と訂正された。しかしSHOCKは、舞台でもミュージカルでもなかった。
SHOCK、それはエンターテイメントショーである。